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光った水とろうよ~幼児の知的好奇心を探る~

(4歳児)21分/1979(昭和54)年/文部省選定
DVD一般販売価格:35,000円(税別)施設内貸出・施設内上映可
DVDライブラリー価格:45,000円(税別)団体貸出・館外無償上映可

女性監督・時枝俊江がとらえた幼児たちの表象

製作意図

 幼児の知的好奇心を日常生活の中に、マイクとキャメラでさぐってみた記録です。
幼児の何気ないことばに耳を傾け、その姿をみつめてみると、幼児がまわりの身近かな事象に、つぶやきながら、さわりながら、全身で確めながら、ぶつかっていることに、私たちは気づきます。
ひとりひとりの保育者によって、さらに問題が掘り下げられることを願い、解説をつけずに素材をそのまま出しました。
幼児のつぶやきをよくきき、その姿をみつめて下さるようおねがいします。


この映画の活用にあたって

 毎日、子どもと接している保育者は、本当は一番子どもが見えるはずなのです。でも案外見えていないのではないかと気づきました。
 幼児は精一杯、言葉で、表情で、行動で自分の心を訴えようとしているのです。しかも一人一人が違った方法で、さまざまな表わし方をしているのです。忙しい保育の現場ではつい、一般的・表面的に、しかも点として断片的にとらえてしまうのではないでしょうか。
 私自身が、この映画作りのお手伝いをして今まで、何も見てこなかった。何も聞いていなかったことを深く反省させられたのです。
カメラで、マイクでとらえた幼児に接した時、何と多くの情報が秘められているかと驚き、そして幼児達一人一人がからだ全体で必死に生活している。人間として生きているという実感に、全く魅了されてしまいました。
 このようないきいきとした活動が展開できる幼児の姿の陰には、幼児の心になって共に遊びこみ、受けとめ、見つめ共感し、智恵をふりしぼってひたむきに援助活動に取り組む保育者がいるのです。
 この映画を主体的に受けとめ、子ども達の心の叫びに耳を傾け、保育者の動きからきめ細かい心遣いを探って頂きたいのです。
四才児の知的好奇心の表われと現わし方、課題やイメージ、目的のもち方、工夫や試行のし方、友だちとの育ちあいなどなど、あなた自身で見つけてくださることを、お願いします。

文部省 初等中等教育局 幼稚園教育課教科調査官 高杉自子


あらすじ

 或る幼稚園の朝。四才児の子どもたちは、自分で植えたチューリップの芽がどの位出たか、そして友だちのはどうなのかが気がかりです。
 砂あそびをするまさと君。大人の目には、ただの砂のおだんごですが、そのつぶやきを聞いてみると、サッポロだんごであったり、アフリカだんごであっ たり、山だんごだとか、それぞれに違うおだんごをつくっています。
 男の子たちのグループが大きなケーキをつくりはじめます。水と砂のまざり具合を、手や足をつかって何度も何度もその固さと感触を確かめてゆきます。つかう道具も小さなシャベルから大きなシャベルヘと子どもなりに能率の上がる方法に変ってゆきます。水が多すぎる時は、ケーキじゃなくてお餅みたいだと餅つきになり、べちゃべちゃだとケーキにならないと思ったり、あたためないとケーキにならないと思ったりその変化に応じて、子どもの事象に対する認識が変ってゆくことが、そのつぶやきから聞えてきます。
 先生が出してくれたかまばこ板を、高く積み重ねて失敗したり、12階のビルまで積み上げて得意な子どももいたり、同じ材料に対する子どもの対応もさまざまです。友だちが積み重ねる12階も、上から数えて確める子どもも下から数えて確かめる子どももいます。かまばこ板だけではなくて他の材料もまぜてつくる子どももいます。
 先生が、出した缶3つがきっかけになって、かまばこ板や、缶や、椅子の上や下をたたいて音を出します。椅子だって上と下では音が違うことを発見します。
急に雨が上って水玉がきらきら光ったことを、子どもたちは新鮮な感動で受けとめます。袋に集めてみるとただの水になります。ビニール袋の中に風を集めようと、ひもをつけて走り廻ったり、高いところにしばりつけたりして、新しいことに立向う子どもの意欲にあふれた顔が、陽に映えています。


    主な対象

  • 現職教員
  • 保育学習
  • 保育者養成学校

年長さんがつくったおばけやしきpdf

スタッフ
監督:時枝俊江
企画・制作:岩波映画製作所
協力:日本視聴覚教育協会


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