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迷路ごっこだよ ~伝わる喜びから伝えあう楽しさへ~

(5歳児)21分/2002(平成14年)年/文部省特別選定
DVD一般販売価格:35,000円(税別)施設内貸出・施設内上映可
DVDライブラリー価格:45,000円(税別)団体貸出・館外無償上映可

〜伝わる喜びから伝えあう楽しさへ〜

制作のねらい

幼児は、感じたことや考えたことをその子なりの言葉で表現し、それが他者に受け止められる体験の中で、表現する喜びを感じます。また、自分の思いが相手に伝わることで、自分の存在を実感し、充実感を得て、安定した気持ちをもって生活や遊びを楽しむようになっていきます。
しかし、幼児の表現は素朴であり、必すしも自分の思いをうまく相手に伝えることができるわけではありません。幼児同士が互いの思いを受け止め、伝えあう楽しさを味わうようになるためには、幼児一人一人のその子らしい表現を受容し、共感をもつて接する教師の存在が重要です。教師の仲立ちにより、それぞれが他の幼児の言葉に関心を持って関わる状況が生まれ、安心して自己を表現する雰囲気がつくり出されるのです。
このビデオには、5歳児の幼児たちと教師との生活がありのままに映しだされていますが、映像から、「伝わる喜び」から「伝えあう楽しさ」へと変容する幼児の姿を読みとることができます。幼児教育に携わる方々の幼児理解や指導のあり方についての理解を深める教材用として制作したものです。


この映像の活用にあたつて

幼稚園を訪れると、子どもたちが遊んでいる場で盛んに使う言葉があることに気づきます。それは、「入れて!」「まぜて!」「いいよ!」という遊びへ参加するための言葉で、まるで幼児期の遊びのためのパスポート語では、と思わせるほど頻繁に飛び交っています。ところが、そのパスポート語をくぐっていても、突然、遊びの内容や遊び場の使い方などをめぐってけんかが起こります。こうした場合、仲裁に入る先生はもちろん子どもたちも、なぜか不思議なくらいにトラブルになった各々の相手に「入れてと言ったの?」、「いいよと返事したの?」と尋ねます。「入れて」「いいよ」などは、遊びのルールとして慣用語になっているのかも知れません。
しかし、この教材ビデオに登場する先生は、年長組になっても「いれて」「いいよ」でいいのだろうか、子どもたちは本当に伝えあっているのだろうか、と心配になっています。お互いに「伝えるどころか伝わる楽しさ」さえも知らずに、言葉だけが通り過ぎているのではないか、と考えているのです。そこで、この映像では、先生が意図的に遊びを盛り上げたり、話し合いに誘うことなどを通して、一人の子どもに「伝わる」という喜びを実感させ、同時にそのことから周囲の子どもたちへも「伝わることから、伝えあう楽しさへ」と気づかせようとしている姿を見ることが出来ます。この映像を通して、今一度、先生の役割や保育の在り様について学び、考えたいものです

文部科学省 初等中等教育局 視学官 小田 豊


主な内容

  • 5歳児12月、ケンタが落ち葉を集めて、焚き火ごっこを始めた。作りながら遊びのイメージを広lナていくケンタは、焚き火にじょうろで水をかけ、こぼれてできた水たまりを丸太で囲んで海にする。それがまた、道路工事に変わつていく。場のおもしろさにひかれて子どもたちがたくさん集まって来るが、果たしてケンタのイメージは本当に周りに伝わつているのか、先生は気になつている。
  • 別の日、平均台などの遊具をどんどんつなぎあわせていくケンタ。一本橋に滑り台、おもしろそうな場に、隣でお母さんごっこをやっていた子どもたちが入ってきて、すっかりお母さんごっこになってしまう。それを見た先生はケンタに「本当は何をやりたかったの?」と聞く。すると「迷路」だという。ケンタのイメージは、他の子どもたちに伝わっていなかったようだ。
  • 次の日、誰よりも早く幼稚園にやってきたケンタ。先生が見守ってくれる中、この日もいろいろな遊具をつないでいく。やがて、友だちが「いれて」と集まってくると、ケンタは、「迷路こっこだよ」と、自分のやりたいことをはっきりと言い、全身でそのおもしろさを伝える。ケンタのイメージが友だちに伝わることにより、お互いの気持ちが響きあい、遊びが盛り上がつていく。

    • 主な対象

    • 現職教員
    • 保育学習
    • 保育者養成学校

    迷路ごっこだよpdf

    スタッフ
    ブロデユーサー:田村 恵
    演 出:山田博之
    撮 影:八木義順
    録 音:黒澤道雄
    ナレーター:佐々木優子
    企画・制作:岩波映像株式会社
    協力:(財)日本視聴覚教育協会


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