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あしたね ~ゆれ動く心、4歳児~

(4歳児)21分/2000(平成12年)年/文部省特別選定
DVD一般販売価格:35,000円(税別)施設内貸出・施設内上映可
DVDライブラリー価格:45,000円(税別)団体貸出・館外無償上映可

制作のねらい

初めての集団生活の中で、幼児は、気の合う友達、心ひかれる友達、ちょっぴり気になる友達、いろいろな友達と出会います。4歳児タカシは、こうした出会いの中で、楽しさや葛藤など様々な感情体験を重ねながら、友達とのつながりをつくり、自分が自分であることに気づいていきます。
このような過程において、教師のかかわりとして大切なことは、幼児同士の出会いを見守りながら、幼児が葛藤やつまづきの体験を自分の力で乗り越えていけるようになることです。特に、その際、幼児との信頼関係を結び、幼児の心を支えながら自信をもって行動できるように援助することが、教師の役割として重要です。
このビデオは、ゆれ動く友達関係の中で自己の世界を広げていく4歳児の子どもたちと、先生の生活する姿がありのままに映し出されています。幼児教 育にたずさわる方たちの幼児理解を深めるための数材用として制作しました。


この映像の活用にあたって

人はそれぞれに快適な心の距離をもっているといわれています。それは、場所であったり、人に対してであった り、物であったりと様々なようです。
自分の「よし」とする状況で安定したいという思いにこだわると、そのように事が運ばなかったときには逆に、不満やいらだちになりか ねないという場合もあるのです。しかし、それまでに出会ったことのない人たちとの違う出会いがあって、その一人一人を好きになっていくということは、人間関係にとって大変大切なことです。異なったいろんな個性的な物の見方をもつ人を好きになっていくと、物事を見る角度を様々に変えることができるようになっていきます。子ども自身が、自分になっていくためには、友達の内面などと違っていることを体感することが大切です。
とくに幼児期は、一人一人の持つ世界がきわだってその子自身のものとしてあるので、自分と同じような、違和感を感じないものだけを好きになると、自己愛から一歩も抜け出さず、自分が自分でなくなってしまうことになりかねません。
その点で、この映像に登場する夕カシくんは、4歳児の持つ自分探しとして、揺れ動きながらも友達との様々な出会いを見せてくれています。もちろん、人として心の快適な距離も大切ですが、揺れ動く友達関係の中で自己の世界を拡げていく幼児の素晴らしさを映像を通して学びたいものです。

文部科学省 初等中等教育局 視学官・幼稚園課教科調査官 小田 豊


主な内容

  • 4歳児11月。夕カンはこの頃、ケンタ、タクヤと3人で遊ぶことが多くなった。3人の中ではケンタが一番隊長。夕カシはケンタの動きをまねして遊ぶ。しかし、ケンタのきつい一言に、夕カシは他の遊びに行ってしまった。
  • 翌日、夕カシは丸い不思議なものを見つけた。ヒカルと一緒になって、それが何なのか調べ始める。図鑑を見ると、蜂の巣そっくり。実はプラタナスの実なのだが、二人は中から蜂が出てくるのではないかとドキドキしながら、実をほぐしていく。以前からよく一緒に遊んでいたヒカルは、タカンにとって安心して遊べる友達なのかもしれない。
  • 次の日、またタカシ、ケンタ、タクヤ3人の遊びが始まる。しかし、タカンにとってつらいトラブルの連続。夕カシはそのたびに悲しい気持ちを先生に受け止めてもらう。
  • 翌週、タカシはお誕生会の主役がかぶる冠を作る。先生に聞いて冠を今月誕生日のリナに渡す。リナの「ありがとう」という言葉に、タカンは照れながらも満更でもなさそう。先生は子どもどうしの自然な出会いを大切にしようとしている。
  • この日夕カンは、ケンタとタクヤと一緒に遊ぼうとしない。二人を避け続ける。しかし、自分の名前を書いたイチゴの鉢が見つからなくて困つているケンタに気づくと、夕カシは助け船を出す。
  • お帰りの時間、どうしても家に遊びに来てもらいたいケンタに夕カシは「あしたね」と答える。

    主な対象

  • 現職教員
  • 保育学習
  • 保育者養成学校

あしたねpdf

スタッフ
ブロデユーサー:田村 恵
演 出:山田博之
撮 影:八木義順
録 音:黒澤道雄
ナレーター:佐々木優子
企画・制作:岩波映像株式会社
協力:(財)日本視聴覚教育協会


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