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ほんとうのオバケみたい ~レイカの友だちづくり~

(4歳児)21分/1999(平成11年)年/文部省特別選定
DVD一般販売価格:35,000円(税別)施設内貸出・施設内上映可
DVDライブラリー価格:45,000円(税別)団体貸出・館外無償上映可

制作のねらい

はじめて集団生活を営む幼児にとって、友だちの遊びの中に入るには、ちょっぴり勇気がいるものです。とくに、自我が芽生え、友だちの存在を意識しはじめる時期においては、周囲の人々が自分をどのように受け止めているのかが気になります。あるがままを受け止める他者の存在により、幼児は安心して自分の思いを表し、人とかかわれるようになっていきます。
このような友だちづくりの過程は、幼児一人一人異なります。4歳児レイカの先生や友だちとかかわる過程では、「もの」が重要な意味をもっています。レイカは、「もの」に託する思いを教師に受け止めてもらうことで、心の安定を得て、自己の存在感を感じつつ、しだいに友だちの遊びの中に入ることができるようになっていくのです。
この映画は、4歳児11月、桃組の先生と子どもたちの生活する姿がありのまきに映し出され、そこに、教師の存在が、幼児の友だちづくりを支えていることを教えてくれています。


この映像の活用にあたって

子どもたちは、園にやって来ると何処といわず、友だちと出会った場所で唐突に遊び始めることがあります。その中で起きた出来事を、良い・悪いという判断なしに見てみましょう。
そこには、子ども自身が考えること、ためしにやってみること、うまくいくかどうか挑戦してみることなど、とにかく、子どもが子どもであることが許される自由な空間と時間的余裕が感じられます。
「子どもを大切にする」ということは、誰でも分かるような気がしていますが、案外難しいものです。子どもを大切にするということは、子どもが子どもであることが許される、つまり、子どもを一人の生活者として見つめ、その一人ひとりが持っている自由な生活の空間や時間を認めるということです。
この映画では、少人数では上手に遊ぶことができるが、多くの友だちや自分のイメージがまとまっていない時には、遊びに参加するための勇気がちょっぴり必要な一人の幼児のためらいやこだわり、その姿を暖かく見守る教師の目線や援助が描かれています。
私たち大人は、直接的に「指導」をすることが子どもたちへの愛情表現と思ってはいないでしょうか。たしかに、そうしたことは子どもの成長・発達に大切な意味をもっていますが、本映画に登場する教師は、子どもが自然体で繰り広げる自由な発想や生活をきちんと見とどけ、子どもの世界のわずかな揺るぎも感知・共鳴できるしなやかな心を持って、子どもと同じ時間を過ごしています。
この自然の流れに沿った教師の姿勢を是非学びたいものです。

文部科学省 初等中等教育局 視学官・幼稚園課教科調査官 小田 豊


主な内容

  • 4歳児11月。桃組のレイカがカラスウリの実を見つけた。さっそく先生を呼びに。子どもたちも興味深そうに集まってくる。幼稚園にある何気ない「もの」が、子どもどうしや、子どもと先生のつながりをつくるきっかけになつていく。
  • レイカがフリスビーを作りはじめた。レイカをまねてヨシエやチヒロもフリスビーを作る。自分のイメージが友だちに伝わつてレイカは大満足。レイカは「もの」を作ることで友だちとの関係を広げようとしている。
  • 鬼ごっこが始まつた。レイカも仲間に入ろうとするのだが、先生の姿を見つけられす、入りそびれ、しょんぼりする。やがて、モミジの落ち葉を見つける。先生が現れて一緒に拾う。レイカにとってモミジは、先生と結びつけてくれる大切なものであり、心の拠り所なのかもしれない。
  • 雨の日、桃組でオバケ屋敷ごっこがはじまった。だれもがビニール袋をかぶってオバケに変身していくなかで、レイカだけはなろうとしない。先生の誘いでお客さんになっているうちに、レイカもようやくオバケになる。しかし、「レイカちゃん全然こわくないよ。だつて何にもかぶってないもん」というチヒロの言葉にべそをかく。
  • 翌日のオバケ屋敷ごっこ。この日のレイカはオバケになっていきいきと遊んでいる。骸骨のお面をかぶったレイカにミキは「ほんとうのオバケみたい」と感心する。「もの」に託す思いを先生に受け止めてもらうことで、レイカの心は開き、友だちづくりにつながっていく。

    主な対象

  • 現職教員
  • 保育学習
  • 保育者養成学校

年長さんがつくったおばけやしきpdf

スタッフ
ブロデユーサー:田村 恵
演 出:山田博之
撮 影:八木義順
録 音:黒澤道雄
ナレーター:佐々木優子
企画・制作:岩波映像販売株式会社
協力:(財)日本視聴覚教育協会


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