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わすれてできる? ~友だちと先生の暮らしづくり~

(5歳児)21分/1997(平成9年)年/文部省選定・教育映像祭優秀作品賞
DVD一般販売価格:35,000円(税別)施設内貸出・施設内上映可
DVDライブラリー価格:45,000円(税別)団体貸出・館外無償上映可

制作のねらい

幼児にとって、クラスは生活の場であり、先生や友だちとの暮らしづくりの場です。その中で、「私」と「私」がぶつかり合い、一人一人が「あらたな私」をつくりながら発達していきます。幼児は、先生や友だちとの信頼関係に支えられて、活動することの喜びや充実感、葛藤や挫折などをあじわい、発達に必要な経験を積み重ねていくのです。まさしく、友だちや先生の暮らしづくりの中で、一人一人の発達が促されると言えるでしょう。
また、このような暮らしづくりの過程では、生活を共にしながら一人一人の発達を願う保育者の存在が何よリも重要です。
この映画は、5歳児11月ふじ組の子どもたちと先生の暮らしづくりが、ありのままに記録されています。自己を主張しながらもお互いに相手を気這う子ども達の姿を通して、友だちや先生との暮らしづくりについて考えていきます。


この映像の活用にあたって

秋近くになると、幼稚園では「イレテネJ「○○シヨウ」と仲間入りの言葉がさかんに使われるようになり、虫をみつける、草をひっぱる、落ち葉を拾う、子どもたちは活動をどんどん広げて行きます。
一方、そこでは「落ち葉などを巡って、葉っぱをかけたり、かけられたり」「物の取り合いがおきたり」、ささいなことから盛大なけんかがはじまったりします。それは、「自分の思っていること」をいう、「欲しいものは欲しい、いやならいや」という子どもたちの自己主張が、園という生活の場の中でもようやく出来るようになってきているからなのです。主張しあう「わたし」と「わたし」がぶつかりあうことから、いろいろな「きしみ」が生じるのです。しかし、それを体験し、通り抜けることで、子どもは別な「わたし」と「友だち」の存在を知り、自分のやりたいことを、いつまでもかってに自由に出来るのではないことを学びます。
つまり、けんかなど人間関係の葛藤は、子どもにとって社会的にとても大切な「であい」なのです。やがて、本当の社会性、真の子どもの集団生活(暮らし づくり)が生まれるための大切なステップともいえます。
この映画では、まさに5歳児年長組の秋、クラスという集団を通して子どもと子どもの人間関係の成長してゆく様子が「暮らしづくり」というなかに描かれています。その中心には教師が存在し、一人一人の「わたし」に気づかせながら、「友だちと一緒に暮らす」という実感を、クラス全体に広げながら育てています。
この映画の中心テーマは、教師の役割と環境の構成です。ここに登場する教師は、一人一人の「わたし」から一緒に暮らすという状況を「子どもとともに」創り出しています。この教師のかかわりや援助は、保育における環境の構成の一つに違いありません。
この映画を手がかりに、子どもとともに暮らす意味を考えながら保育における環境の構成とは何かをみんなで話し合って欲しいと思います。

文部省 初等中等教育局 視学官・幼稚園課教科調査官 小田 豊


主な内容

  • 5歳児の11月。ライカ、アカリ、ミサキの3人が部屋の角を段ボールで囲ってリスの家ごっこを始めた。「クマのおばさんが入れるようなトンネルがほしい」という先生の希望で、大きなトンネルを作るライカ。段ボールに大きなトンネルが貫通した喜びを全身で表現する。
  • この季節、ハナミヅキに真っ赤な実がなっている。実を採りたいライカだが、手が届かない。先生が脚立を持ってきて採ることができた。ライカに続いて代わるがわる脚立に登る子どもたちも、赤い実が採れてうれしそう。
  • 思いがけず先生の友人から、小包が届いた。子どもたちを集めて小包を開ける先生。中身はドングリやマツボックリなど、秋の贈り物。先生のうれしい気持ちが伝わったのか、子どもたちの表情も輝く。
  • ある朝、幼稚園にやってくると、落ち葉がたくさん落ちている。それを拾い集めて、リスのベットを作るライカ。チリトリの取り合いから、アカリと喧嘩になる。
  • 集まりの時間、アカリが急に泣き出した。隣に座った男の子と席を争って喧嘩をしたらしい。「みんなと一緒に暮らす意味をわかってほしい」と、先生は泣いているアカリにきつくいう。
  • リスの家では、お弁当屋さんごっこが始まったが、またしてもライカとアカリが喧嘩する。互いに泣き出して、先生は「もうお店は無理だね。」という。すると、ミサキが「忘れてできないかな」という。ミサキは昨日ライカの目にゴミが入ったが、すぐに痛いのを忘れてあそびに夢中になったことを思い出したようだ。「忘れてお店やろう」というミサキの言葉で、ライカとアカリの気持ちがおさまっていく

    主な対象

  • 現職教員
  • 保育学習
  • 保育者養成学校

年長さんがつくったおばけやしきpdf

スタッフ
ブロデユーサー:田村 恵
演 出:山田博之
撮 影:八木義順
録 音:黒澤道雄
対談:宮崎淑子 ふじ組担当教諭
企画・制作:岩波映画製作所
協力:(財)日本視聴覚教材センター


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