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何がやりたいの? ~生活の中で育つ子どもたち~

(4歳児)23分/1995(平成7年)年/文部省選定
DVD一般販売価格:35,000円(税別)施設内貸出・施設内上映可
DVDライブラリー価格:45,000円(税別)団体貸出・館外無償上映可

制作意図

子どもたちは、あそびを中心とした毎日の生活のなかで、人として生きていくために大切なことを学んでいきます。先生の役割は、子どもたちとともに生活するなかで、今その子にとって何が一番必要なのかを見極めながら、援助していくことです。しかし、こんな場面ではこうしたら良いという答えはありません。目の前の子どもたちが何をやりたいと思っていいるのかを確かめながら、適切な援助を生みだしていくことが求められています。
この映画は、日々保育に携わっている先生方の研修のために製作したものです。4歳児・12月の幼児の姿が、4つの生活の場面を通して記録されています。子どもたちの言葉や表情や行動が何を求めているかを読みとりながら、適切な援助とは何かをみんなで話し合い、高め合っていくことを期待して。


この映像の活用にあたって

子どもたちが砂場で遊んでいます。「おだんご!」、砂をいっぱいに詰めた容器を差し出してくれます。「おいしそうだね」といって食べる様子をすると、次から次へといろんな「おだんご」をつくってくれます。
わずかな時間であっても、心のふれあうときを持つと、子どもは、その小さな時間と空間のなかに、子どもたちの持つ独自の世界を開いて見せてくれます。「おだんご!」と差し出されたとき、ほんの一瞬でも、「これは、土だ、単なる尼だんごだ」とためらってしまうと、子どもたちは、もう二度とその心を開いて見せてくれようとはしません。日常の中の何でもない事柄が、子どもたちにとっては非常に意味のある世界を開けているのです。
教師は、子どもが自然体で繰り広げる自由な発想の生活をきちんと見とどけ、子どもの世界のわずかな揺るぎも感知・共鳴できるしなやかな心を持って、いつも子どもと同じ時間帯を流れていきたいと思っています。
一人一人の子どもの望ましい成長を願わない教師はいませんし、その成長にとって最も影響を与える環境は教師の存在であることも知っています。しかし、教師の援助には、このような場面ではこうした方がよいという答えは存在しません。と言うより、むしろ「こんな場面ではこうしなければ」といった、私たちの決まり切ったイメージを変えなければならないのかも知れません。
この映画では、先生や友だちとふれ合いながら園生活を展開する中で子どもたちの言葉や表情・行動が何を求めているのかを読み取りながら、教師の援助の在り方を探っています。つまり、教師の援助についてもう一度考え直すことを提起しているのです。
子どもの心の動きと言葉、教師とのかかわり方、その子らしい表現の仕方など、この映画を手がかりとして、適切な援助とは何かをみんなで話し合い、考え、保育を見直す一つの資料にしていただきたいと願っています。

文部省 初等中等教育局 幼稚園課教科調査官 小田 豊


主な内容

  • 第1話『モモちゃんがいないよ』

  • みんなで世話をしていたハムスターが逃げ出した。「モモちゃんがいないよ」という一人の子どもの言葉からハムスター捜しがはじまる。ヒマワリの種を三つ置いて、一つでもなくなっていたらモモちゃんが出てきた証拠、という先生のアイディアをもとに子どもたちは活動していが...。
    小さな生きものとともにする生活のなかで、命の大切さや優しさが育つという。生さものとともにする生活の意味を、もう一度とらえなおしてみよう。

  • 第2話『こわしたかったの?』

  • カズキがクルマあそびのじゃまをしているのを見て、マサカズは、カズキのクルマを作ってあげようとする。クルマを持っていれば、仲間に入れるかもしれない、と思ったらしい。ところが、先生の「カズキ君、自分で作れば」という言葉で、カズキが一人で作ることになる。やつとクルマを作り、みんなのところに行くと、あそびはすでに終わっていた...。
    友だちと一緒のあそびがはじまると、先生はほっとしてしまう。一人ひとりの幼児にとって、今何を経験していくことが一番大事なのかをもう一度とらえ直してみる必要があるのではないだろうか。

  • 第3話『お部屋に入ろう』

  • 友だちとけんかをするカズユキ。本人なりに気持ちを落ち着かせようとするが、どうにもおさまらない。みんながその子なりの言葉で、一生懸命カズユキをなぐさめようとする...。
    子どもたちの成長にとって、葛藤を乗り越える体験を積み重ねていくことは、とても大切なことである。そんな時、子どもたちの心の声を暖かく受けとめる先生の存在が必要なのだが、先生はどんな援助をしたらよいのだろうか。

  • 第4話『サンタがくるよ』

  • 12月はサンタの季節。幼稚園のなかでサンタごっこがはじまった。サンタごっこが学級全体に広がっていくが、サンタのイメージは一人ひとり違っているようだ...。
    クリスマスなど身近なできごとが幼稚園の生活のなかに持ち込まれることがよくある。そんな時、まとまった行事をするために園生活を組み立ててしまうことがあるが、子どもたちが一番興味を持つていること、やってみたいことはいったい何なのだろう。


    主な対象

  • 現職教員
  • 保育学習
  • 保育者養成学校

何がやりたいの?pdf

スタッフ
製作:藤瀬季彦 田村 恵
演 出:山田博之
撮 影:八木義順
録 音:黒澤道雄
企画・制作:岩波映画製作所
協力:日本視聴覚教育協会


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