私たちは映像を通して社会のお役に立ちたいと考えております。
社会教育・学校教育・ドキュメンタリー・PR映像等の企画・製作・
販売・配給・映像ライブラリーの岩波映像株式会社

販売作品のご案内



せんせいにもきかせて ~ことばの指導をさぐる~

(4歳児)21分/1993(平成5年)年/文部省選定・教育映画祭優秀作品賞
DVD一般販売価格:35,000円(税別)施設内貸出・施設内上映可
DVDライブラリー価格:45,000円(税別)団体貸出・館外無償上映可

製作意図

幼児期はことばを獲得する上で重要な時期である。それだけに、遊びを中心とする幼稚園生活の中で、教師は実際にことばの指導をどのように行えばよいか、とまどうことが多い。
この映画は、保育に携わる教師が、ことはの指導のあり方を考えるための研修資料となることを願って製作したものである。幼稚園で幼児と教師が生活するありのままの姿から、幼児がことばを獲得する過程で、教師のかかわりがどのような意味をもつかを探っていく。
ことばは自分の思いを話すこと、相手の話を聞くことを通して育てられる。ことばを交わす楽しさと自分の思いを受け止めてもらえる安心感の中で、ことばの世界はまた大きく広がっていく。
毎日の幼稚園生活の中で、幼児たちはさまざまなことを語りかけてくる。その語りかけは「声」であったり、またある時は 「表晴」や「しぐさ」であったりする。教師はその話りかけに耳を傾けているだろうか。幼児はいつでも思っていること、伝えたいことを教師に聞いてもらいたいと願っている。幼稚園におけることばの指導は、単に正しいことばを知識として教えこむことではない。
幼児がことばを獲得するためには、一人ひとりの幼児を温かく受け入れ、そのことばを、その話を、その心を、ききとろうとする教師の存在が必要なのだということをよみとってほしい。


この映像の活用にあたって

この映画は、幼稚園で4歳の幼児と教師が生活する姿をカメラで追いながら、幼児が、言葉を獲得するうえで教師のかかわりがどのような意味をもつかを探ろうとしたものです。
幼児期は言葉を身につけるために重要な時期であると云われています。それだけに言葉の指導をどのような場で、どのように行えばよいかにとまどうことも多いのではないでしょうか。映画の中におさめられた幼児同士がかかわる姿やそれを受けとめようとする教師の姿勢などが、言葉の指導の具体的な在り方を考える手がかりを与えてくれるでしょう。
特に、この映画では自分の様々な思いを自分なりの言葉で表現しようとしている幼児の"音声"が鮮明に捉えられています。また、声だけでなく「表情」や「しぐさ」などで語りかけようとする幼児の姿にも触れることができます。さらに、そこには一人一人の幼児の心の世界に近づこう、その思いを受け止めようとする教師の姿があることに気付くでしょう。
言葉の指導については、ともすると表に現われた「ことば」が正しいものになるようにすることに力をそそぐ傾向もみられます。しかし、幼児が言葉を獲得する過程では、多少のすれ違いや葛藤があっても、言葉を交わす楽しさが味わえるような友達の存在が大切であると同時に、一人一人の語りかけを聴きとろうとする教師の存在が必要なのだということを読みとってほしいのです。
幼児の心の動きとことば、教師の願いとかかわり方、その子らしい表現の仕方など視点を変えて繰り返して見てください。そして自分だったらどうするかを考えてみましょう。
実践的な指導力を高めるために、様々な研修の場でこの映画が活用されることを願っています

文部省 初等中等教育局 視学官 野村睦子


主な内容

  • 4歳児の11月。子どもたちは思いおもいの絵を描き、紙芝居をつくりあげ、それを自分流の言葉で披露していく。年長組の先生も一緒に見ている前でショウちゃんのウルトラマンが始まる。「エート、ンート」と自分の言葉を探しながら話すケン君。ゆう子先生とトシ君が共演する紙乏居に皆の目が集中する。
  • お城づくりが始まり、女王様たちが決めた王子様はケンタ君。トシ君も王子様になりたくてトモキちやんに王冠を作ってもらうが、なぜか女の子たちは仲間に入れてくれない。孤独な王子様、トシ君。
  • レストランごっこにお客様として加わったトシ君だけど、何も言えず女の子たちに押され気味。女の子たちは大人の言葉をまねして使ったりして、すっかりお店の人になりきって話す。
  • トシ君とショウちゃんの二人で「ジューソーケン」をつくる。トシ君は先生に説明するけれど、ゆう子先生は「ジューソーケン」を知らない。トシ君のやりたいことを受け止めようと一生懸命なゆう子先生。
  • 「いれて」「ダメヨ」。単純なやりとりだったのが、トシ君にぬれぎぬをきせる結果になっていった。この際、泣さ声はトシ君の気持ちを表す言葉。トラブルを通して一人ひとりに育ってほしい、わかってほしいという思いで、ゆう子先生は子どもたちに語りかける。
  • トラブルなどうそのようにトシ君も内緒話の仲間入り。ゆう子先生も一安心。子どもどうしでどんな話をしているのか、きかせてほしいと思うのだが...。

    主な対象

  • 現職教員
  • 保育学習
  • 保育者養成学校

せんせいにもきかせてpdf

スタッフ
ブロデユーサー:藤瀬季彦 宅間由美子
演 出:山田博之
撮 影:八木義順
録 音:黒澤道雄
解説:伊藤惣一
企画・製作:岩波映画製作所
協力:日本視聴覚教育協会


チラシ画像をクリックするとpdfファイルでご覧いただけます。