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涙に浮かぶ記憶
戦争を次世代に伝えて

ライブラリー価格:各巻65,000円(税別)

学校価格(中学校・高校のみ):各巻33,000円(税別)

DVD/カラー/約28分/字幕版も収録/中学生以上一般向け
人権学習教育映画【DVD・28分】

中学生以上一般向け

協力:法務省人権擁護局

第34回全国中学生人権作文コンテスト
法務大臣賞「戦争を次世代へ伝えて」映画化

涙に浮かぶ記憶pdf

じいちゃんは言った。
「戦争は絶対せんことたい!」

 数年前、修学旅行で長崎を訪れた中学生が語り部の被爆者に「死に損ない」とののしる出来事がありました。そのことを切っ掛けに、ある中学3年生の女の子が、「戦争を次世代へ伝えて」という人権作文を書き、法務大臣賞を受賞しました。この作品は、その作文を脚色し映像化したものです。
 今や、戦前生まれは総人口の三割を切り、戦争体験を語れる「生き証人」は減少の一途を辿っています。世の中には、戦争を観念的に捉える世代が増え、勇ましい発言をもてはやす風潮が見られるようになりました。風化のスピードは一段と加速しているように見えます。先の大戦で日本は、アジアを中心に戦火を広げ、多くの犠牲者を出したことを忘れてはなりません。310万人もの日本人が亡くなり、アジア諸国では1,900万人以上の人々が命を奪われてしまいました。
 この作品は、「なぜ日本は戦争を止められなかったのか」その疑問を中学生3年の女の子が、戦争体験者の曽祖父から聞き出しながら戦争への拡大の足跡を資料映像で辿っていくものです。
 戦争は人を殺し、殺される。人間らしい気持ちを失う。女性や子供たちも犠牲になる。どんな理由があろうと絶対に避けるべきです。そのために必要なことは、悲惨な戦場への想像力です。平和は与えられるものではなく、一人ひとりが作り上げていくものであることを訴えます。

チラシ画像をクリックするとpdfファイルでご覧いただけます。

戦後70年を迎える長崎で

 原爆で被爆し現在、語り部として活動をされている高齢者に、修学旅行中の中学生が「死に損ない」などと暴言を放ったことが報道された。それを知った当時中学3年生の行徳(ぎょうとく)美那さんは「戦争を次世代へ伝えて」という題名で作文を書き、全国中学生人権作文コンテストで法務大臣賞を受賞した。美那さんの家族には日中戦争で徴兵され、過酷な戦争体験をもつ曽祖父・一生(かずお)さんがいたのだ。

なぜ日本は戦争に進んだのか

 1930年頃の日本の状況、世界の動向、日本がいくつかの戦争を経て第二次世界大戦に参加していく過程を当時の映像を織り交ぜながら、歴史を紐解いていく。

戦死が美徳とされた時代の異様さ

 大けがを負って戦場から帰還した一生さんを待っていたのは、生き残った兵士に対する心無い視線⋯。他にも元特攻隊員など、大変な時代を生き抜いた高齢者の貴重な声を聞き出していく。

過去の過ちを繰り返さないために⋯

 若くして死んでいった特攻隊員の無念。生き残って白い目で見られ寡黙に生きてきた元兵士のつらさ。異様な空気に包まれ、戦争に突き進んでいった日本。二度と過ちを繰り返さないために、美那さんは一生さんから戦争体験をもっともっと聞きたいと思う。
「じいちゃん、何か言いたいことない?」
そう間いた美那さんに一生さんはこう答えた。
「戦争は絶対せんことたい!」

制作・脚本・監督:高木裕己
撮影:白土和彦
録音:森下雄治
編集・選曲:高木俗己
ライン編集:正者章子
コーディネーター:斎藤晃顕
ナレーター:佐々木省三
作文朗読:小林萌夏

【挿入歌】
「死んだ男の残したものは」

歌:小室等
作詞:谷川俊太郎
作曲:武満徹

【資刹提供】
毎日新間社
Bridgeman lmages
時事通信フォト
外務省外交史料館
防衛省防衛研究所
アジア歴史資料センター
米国国立公文書館
沖縄県平和祈念資料館

【協力】
福岡県筑前町立大刀洗平和記念館
東京国立近代美術館フィルムセンター
株式会社ドキュメンタリーエ房

【制作協力】
有限会社記録同人

【制作・著作】
株式会社映学社
2017年作品