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なぜ相次ぐ?
アカデミックハラスメント
教育現場の改善のためのヒント

DVD ライブラリー価格:

社会教育DVD/大学生・教職員向け/カラー/約23分/字幕版も収録/2021年作品

社会教育DVD

監修:一般社団法人職場のハラスメント研究所 代表理事 金子雅臣

これってもしかしてアカハラ???

なぜ相次ぐ? アカデミックハラスメント 教育現場の改善のためのヒントpdf

 本来、パワーハラスメントと同様の定義・考え方が通用するはずのアカデミックハラスメント。しかし、パワハラとは区別されています。それは、大学や研究機関が、ある種、特殊な環境であることに起因しているからです。
 特殊な環境とは、パワハラの行為者も被害者も、自分が置かれている状況・環境が他と比較できないことを意味しています。例えば、伝統や、教授からの口利き進学、その分野における研究者が少ないこと...などが挙げられます。そうした環境では、パワハラ行為を『これが当たり前』なんだと考えてしまいがちです。これらは、企業におけるパワハラ事例だけでは対応しきれません。
 そこで本作品では、大学や研究室で実際に起こった、具体的な事例を取り上げ、ドラマ仕立てで再現します。アカデミックハラスメントヘの理解を深めながら、その解決手法をわかりやすく説明していきます。

チラシ画像をクリックするとpdfファイルでご覧いただけます。

プロローグ ある教授室で...

 ある学生が書いたレポートを手に、教授が言う。
「明日までに直して提出しなさい。」
「明日?でもバイトとかあって...」
「じゃあ出さないで結構。単位はやらん。以上。」
教職員や教授という優位な立場の者が、権力を利用して、下位の者に対して行なうハラスメントを「アカデミックハラスメント」という。

アカデミックハラスメント事例 講義中の暴言

 ある請義室にて...「今回のレポートは男性向きの題材だったので、男性の方が出来が良かったです。女には無理ということですね」...眉をひそめながらも、押し黙る女子学生。
 アカハラの特徴に、被害者自身がハラスメントを受けている自覚が無い点が挙げられる。学校は世間や社会から隔離された特殊な場所であり、世間一般の常識や考えでは推し量れない...と、諦める学生も多い。
 アカハラの定義はパワハラの定義と同一である。2020年の通称『パワハラ防止法』施行により、パワハラ対策が一般企業に対して措置義務となった。これは大学においても同様である。

アカデミックハラスメント事例 研究活動の妨害

「君の研究テーマは中止。これに変更して進めなさい。」教授の言葉に動揺する学生。これは指導の一環だろうか?
 アカハラの"10の具体例"を示し、その種類と定義を確認していく。

アカデミックハラスメント 4つの解決手法

"4つの解決方法"′を挙げ、各手法を用いることで既出の事例にどのように対応できるのか、大学や研究室が対応する様子をシミュレーションしていく。

適知 ...行為者に「ハラスメント行為の申立て」があったことを通知し、自省や反省を促す。
調整 ...相談者と行為者双方の主張を聞き、解決策を模索、提案する。
調停 ...通知や調整では解決の糸口が見えない場合、双方の意見を聞きながら、相談者と行為者の引き離し等を行う。
調査 ...調査委員会が事実を調査・認定し、必要があれば懲戒処分を求める手続き。周囲にハラスメントが知られてしまう。

そもそもハラスメントは、ハラスメントの行為者と被害者との間で、受け取り方にズレが生じるため発生する。もし、コミュニケーションのズレの解消を初めから心がけていたら、結果は違うものになっているのである。

監修のことば

アカデミックハラスメント 監修者写真

 2020年6月1日、『改正労働施策総合推進法』いわゆる『パワハラ防止法』が施行されました。この法律は、当然、大学などの教育現場や研究機関にも適用されます。しかし、教育や研究現場が、ある種特殊な環境であることから、パワーハラスメントとは区別され、特別に『アカデミックハラスメント』(アカハラ)と表現されます。
 アカハラの問題の特徴は、大学・大学院という閉鎖的な空間で起きていること、組織の伝統に縛られていることなどです。そのため、教授などの優位な立場にいる者が、学生や院生に対して、権力を利用し、不適切な言動を行ったりして、「学び」「教育」「研究」などを妨害する行為を行っているのです。
 そこで、本作品では、「アカハラとは何か」「なぜアカハラは起きるのか」「アカハラ防止策は」「アカハラが起きたときの解決方法」などを、実際の事例に即してわかりやすく解説します。
 是非、大学などの職員研修や教育の場などでご活用ください。

一般社団法人職場のハラスメント研究所 代表理事 金子雅臣

監修:一般社団法人職場のハラスメント研究所 代表理事 金子雅臣
企画・作統括:高木裕己
プロデューサー:堤 謙―
撮影:岡野秀俊
脚本・演出:長谷巌一郎
制作:藤本敦史