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子どもの虐待死をゼロに!!
〜4つの事例を検証する〜

DVD ライブラリー価格:

社会教育DVD/児童福祉従事者・関係者向け/カラー/約24分/2021年

社会教育DVD

監修:日本社会事業大学専門職大学院 教授 宮島清

どう防ぐ?児童虐待 〜体罰は必要なのか〜pdf

 児童虐待によって幼い命が奪われる事件が後を絶ちません。そうした事件をなくすために2020年4月から「改正児童虐待防止法」が施行されました。それによって虐待にさらされている児童への社会の取り組みはある程度改善されることになりましたが、法令の周知はまだ十分ではありません。今回の法改正の重要な内容である「体罰の禁止」が徹底されれれば、少なくとも体罰による虐待死をなくすことが可能です。
 児童虐待死事件の多くは、周囲の人に気づかれ何らかの形で公的機関の関わりがあった事例です。言い換えれば、当事者からSOSのサインがあったにもかかわらず、救うことが出来なかった事例が数多くあったということです。
 そこで「児童福祉従事者・関係者向け」作品では、当事者からのSOSをどのように受け止めたら良いのか、気にかかる事例があったとき、形式的な対応で終わらせずに、子どもと保護者を救うにはどうしたら良いかなどを、実際に起きた4つの事件をもとにミニドラマにしてわかりやすく示します。

チラシ画像をクリックするとpdfファイルでご覧いただけます。

はじめに

 過去の児童虐待死事件には、ほとんどの場合、事前に何らかの兆候があった。その兆候に気づき適切な支援や保護を行うことができれば、最悪の事態を防げたと考えられる。その対策について、実際に起きた4つの事件をもとに具体的な再現ドラマで見ていき、考えてみよう。

多胎児の母親の事例

 女の子と男の子の双子を授かつた百合絵さん(33歳)は、自宅を訪れた保健師に育児の苦悩を語り始め...。

DV(ドメスティック・バイオレンス)と児童虐待

 美樹さん(33歳)は、子どもが2歳のときに激しいDVが原因で一度離婚。その後、過去のDVを深く反省しているというので夫と復縁したが、下の子が生まれると...。

乳幼児を置いての外出・就労

 3歳の娘のいる一人親の美沙さん(23歳)は、子どもが寝た後の夜間に働いていた。これまで娘を一人置いても問題なかったため、彼のいる四国に一人で外泊をしたのだが...。

無理心中も児童虐待のひとつ

 心中未遂で母親が生き残り、中学2年の女子が死亡した事件のポイントを振り返って考えてみよう。

虐待死を減らすために必要なこと

 教育や福祉などに携わる実践者が、一つ一つ異なる事例の内容を知ること、背景を正しく理解し、それぞれの事例に沿った対応を確実に進めることが重要である。

監修のことば

どう防ぐ〜 監修者写真

 胸が締め付けられるような痛ましい事件が後を絶ちません。私たちは、力を合わせてこの問題の解決に挑まなければなりません。しかし、実際には、どうしたら良いのでしょうか?
 このDVDは、それを見出すためのヒントを提供し、共に考え、日本での取組み、あなたの地域での取組みを前進させるために制作されています。
 誰もが記憶に留めている近年に発生した子どもへの暴行死事件をはじめとして、コロナ禍の下で発生した2つの乳幼児放置死事件、多胎児への虐待死事件、そしてこれも児童虐待となる心中未遂事件を通じて掘り下げます。
 児童虐待というと、一部の問題を持った悪質な加害者による特殊な事件と見なされがちです。しかし、その実態は、私たちの社会が抱える課題が、ひとりの子どもとその家族の問題として表出されたに過ぎない場合も多いのです。少なくとも、狂い出した歯車を早い時期に何とかすることができていたら救えたかも知れない、また、私たちにはできることがあるのだということを忘れてはならないのです。

日本社会事業大学専門職大学院 教授 宮島清

〈参考資料〉

  • 最新社会福祉士義成講座3「児童・家庭福祉」中央法規出版(共編著)2021年2月
  • 社会福祉学習双書5「児童・家庭福祉」全国社会福祉協議会 第6章「児童虐待」2021年1月

※2020年度「日本社会事業大学教育職員のサバティカル研修」の適用の一部として監修しました。

企画・制作統括:高木裕己
脚本・演出:細見吉夫