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みなまた 海のこえ

個人賞出・館向上映・団体貸出・館外上映可能
DVD価格: 10,000円(税別)

2009年/日本/40分/カラー

ベストセラーの絵本『みなまた 海のこえ』が
デジタル映像の世界に生き生きとよみがえる!

災害の科学チラシ

「絵本」の完成度、感銘から受けた"映像化への想い"。子供たちに伝えたい-これが原点であり、助走への出発点です。
丸木 俊・位里さんの「絵」、石牟礼道子さんの「詩」にこめられた怨念を映像空間によみがえらせたい。
小峰紀雄氏に、後日お会いして絵本『みなまた海のこえ』完成までの、それぞれの生き様を搾り出すような過程の結果を伺い、また丸木丈二、丸木ひさ子さんの想いをも、改めて確認し、われわれも原点に戻ろう。そのように感じました。
そうして映画『みなまた海のこえ』は完成しました。
この作品を、子供たちを中心に、世の中に広めてゆきたい。この悲劇であり、ポエムを世界の人々に矢llつてもらいたい。そんな想いの始まりです。

製作者一同



水俣の海がどれほど美しくて豊かであるか、石牟礼道子さんは水俣の言葉で語り、丸木 俊は絵で表しました。 その海がチッ素水俣の有機水銀により汚染され魚も人間も病に苦しみ死にました。 丸木俊が水俣の地でへとへとになってまでこの絵本を描いたのは、このような悲しいことを繰り返してはいけない、水俣を子供たちに伝えなければと思ったからです。どうぞ『みなまた 海のこえ』DVDをご覧ください。

丸木ひさ子



このたびは『みなまた海のこえ』を、みごとな映画にして下さいましてまことに有難く存じました。
丸木位里・俊先生が生きておられましたらなら、どんなにお喜びになられたことでしょう。
ことにも、若い方々の手で企画され、映像化されたことを、これから先のむずかしい世の中のために、力強く想われます。
大画面になってみてあらためて俊さんの絵のすばらしさに魂うばわれ、最初に、イメージづくりのぺんをおろした者としては、ことのほか感慨ぶかいことでした。
後世にのこる作品と思います。
絵本の制作をおすすめ下さった谷川健一先生、小峰書店の小峰紀雄社長に、まずは感謝のおもいを申しあげねばなりません。
さて、長い長い年月、この地で起きていたことは、隠されてきました。
海辺にあった美しいしゅり神山も、その山にあったお墓の石も、「会社」のガスに包まれて、石だというのに火傷をして、頭の方から溶けてゆきました。
墓の石には、平和なときに亡くなつた人たちの名前がきざまれていました。
それも溶けてたおれてゆきました。
何十軒、何百件もの墓の石。
おじいちやんの名前の石、おばあちやんの名前の石もぜんぶ頭がただれて、倒れてゆきました。
どこかのお兄ちやんの名前が半分火傷したまま残って、倒れていました。
さびしいよその国で戦死して、魂だけになって帰ってきて、やっとお墓にはいろうとしたのに。
育った家の灯りがみえる山のお墓に、魂だけで帰ってきたのに、どこに行ったらよいのでしよう。
この映画の最後の方の、光の瀧では、はみ出してしまう魂たちを見送るしかありませんでした。
どうか皆さま、この絵の中のぐみの実にたのみ、山ぶどうにたのみ、すすきの穂にたのみ、ああそれから愛らしいガーゴ(妖怪)たちにたのんで、魂たちが安らかでありますようにお祈り下さいませ。

石牟礼道子



絵:丸木俊・丸木位里/文:石牟礼道子
原作:(株)小峰書店「みなまた海のこえ」丸木俊・丸木位里・石牟礼道子・株式会社小峰書店
語り:石野ゆうこ/撮影:藤山顕―郎・前田健司/編集:前田健司
協力:丸木ひさ子・丸木丈三・財団法人原爆の図丸木美術館・ガイアみなまた・高倉史朗・有限会社ひだまり通信社
朗読指導:上野真実子/協カプロデューサー:暮松 栄/企画製作:相川晴彦・藤山顕一郎
監督:藤山顕一郎


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