私たちは映像を通して社会のお役に立ちたいと考えております。
社会教育・学校教育・ドキュメンタリー・PR映像等の企画・製作・
販売・配給・映像ライブラリーの岩波映像株式会社

販売作品のご案内



笑う101歳×2
笹本恒子 むのたけじ

DVD:図書館用価格:20,000円(税別)

個人貸出・館内上映可能

DVD:ライブラリー価格:50,000円(税別)

個人貸出・館内上映・団体貸出・館外上映可能

2016年/日本/ドキュメンタリー/カラー/96分

ディレクターズカット版

いくつになっても現在進行形
死ぬ時、そこが生涯のてっぺん。

むのたけじ渾身のメッセージを追加収録

日本初の女性報道写真家と伝説のジャーナリスト。
女と男。カメラとペン。
二人の生き方をみつめた希望のドキュメンタリー映画

第29回東京国際映画祭特別上映作品

ニッポンの100年を駆け抜けた女と男。

その生き方には、学びたい自由な知恵が詰まっていた。

笑う101歳×2pdf

 日本は、世界一の超高齢社会に突入しましたが、行き先はますます不透明になり、いかに生き、いかに死ぬかが時代の切実なテーマです。
 この時代に、注日を集める二人の101歳。日本初の女性報道写真家 笹本恒子と、孤高にして伝説の新聞記者 むのたけじ。存在 そのものが奇跡のような女と男を追い続けたドキュメンタリー映画『笑う101歳×2 笹本恒子 むのたけじ』が完成しました。
 監督は、NHKのディレクターとしてドキュメンタリー番組「がん宣告」「シルクロード」「チベット死者の書」などで数々の賞を受賞、大ヒット作「天のしずく 辰巳芳子"いのちのスープ"」で知られる河邑厚徳。本作では、むののペンと笹本の写真を交錯させ、二人の証言を通し激しく揺れ動いた時代の人間ドラマを描くと同時に、101歳でなお現役として生きる輝きとその秘訣を探ります。
 この映画には、長い人生を笑いながら終えようとする二人の、学ぶべき自由な生き方が詰まっています。そのライフスタイルは、老いをどう生きぬくかを考える人を励まし、希望を届けてくれるはずです。

チラシ画像をクリックするとpdfファイルでご覧いただけます。

ディレクターズカツト版を作るにあたって

監督 河邑厚徳

 むのたけじさんの最晩年を見つめたこの映画は、2017年の死の翌年に完成し全国で上映されました。気がかりだったのはこの作品をむのさんは見られなかったことです。見たらあの張りのある声で何と批評されただろう。むのさんが言いたかったことを十分伝えきっているのだろうか。
 完成後、時がたつにつれあるシーンが頭の中で点滅していました。完成直前に迷いながら落としたパートです。いつもの流儀ですが、長い試行錯誤の末に「エイッ」これでいこうと考えて一本のドキュメンタリーは完成します。
 しかし考えれば考えるほど、この時代に最も必要な一人の人物を、今私たちは失ってしまったという事実があります。ますますむのたけじの内声を伝え残していくという意味が重くなったように感じます。どうも、向こうから、むのさんが「あの時の俺の話、皆に伝えてくれたか?」と言っているように感じるのです。
 むのたけじさんは、映画の中で早稲田大学の学生と対話しています。その三週間後、有明で開かれた「5・3憲法集会」の冒頭でむのさんは渾身のスピーチをしました。その直後に、急性肺炎で緊急入院。この二つのシーンは、むのたけじのいのちと引き換えたような配録でした。核戦争により人類が減亡に向かうのではないかという愚かさを激しく強く指摘しました。そのすべてが、むのさんの戦争体験に裏付けられている真実です。そこで、このディレクターズカット版では、むのさんの最後の訴えの両方をしっかりと収めることにしました。
 もう一つ、後で知ったのは、死の直前に息子の大策さんに残した色紙の言葉『黒を白に選ばぬ、究極のモラル』です。これも、この時代に現実味を帯びています。戦争は、黒を白と言いくるめる、構力者により着々と進行しています。むのたけじは、8月15日に、紙面に「うそ」を書いた責任を取って新聞社を辞めた、唯―無この純粋なジャーナリストでした。

監督・脚本:河邑厚徳
出演:笹本恒子/むのたけじ
語り:谷原章介
音楽:加古隆
プロデューサー:平形則安
撮影:中野英世/海老根務
編集:荊尾明子
音楽監督:尾上政幸
製作:ピクチャーズネットワーク
配給:マジックアワー、リュックス
2016年/日本/ドキュメンタリー/カラー/90分/デジタル
助成:文化庁文化芸術振興費補助金
©ピクチャーズネットワーク株式会社