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桑基魚塘(そうきぎょとう)クワとサカナものがたり
〜中国伝統の自然循環農法・その保存の試み〜
中国食文化シリーズ

DVD価格 個人貸出・館内上映可能:10,000円(税別)
個人貸出・館内上映・団体貸出・館外上映可能:20,000円(税別)
一般社団法人 中日文化研究所 研究費助成映像
撮影協力:南国絲都絲綢博物館 呉英海 館長
製作協力:岩波映像株式会社
【スタッフ】研究・映像演出:重森貝崙/撮影・編集:廣瀬充男/整音・選曲:吉田茂一/CG:藤原久子/ナレーション:藤村紀子/翻訳・通訳:梶夏子
28分
桑基魚塘pdf
桑基魚塘とは

中国・広東省の珠江デルタでは明代の昔から、池を掘り、堤を築き、その堤に桑の本を植え(桑基)、その桑の葉で蚕を育て、池(魚塘)では桑の葉や草、死んだ蚕(かいこ)やさまざまな昆虫類、さらには動・植物性プランクトン等を餌に3種類以上の魚を養殖してきました。即ち、養蚕と魚の養殖が同時並行的に行われてきたのです。

桑基魚塘は、自然生態に基づいた循環農法システムと、装置の総称です。魚を養殖している池では、魚の糞が池の底に溜まり、これがバクテリアによって分解され養分に富んだ泥となり、その泥を年一回桑の木の根元にかけてやると、木は勢いよく育ち、葉を茂らせます。元気のいい桑の本々は気温や水温を安定させ、大気を浄化する効果があります。一方魚塘では良好な水質が保全され、魚をはじめとする生きものたちが生きて行く上で、理想的な環境が作り出されてきたのです。

しかし近年、化学繊維の発明・普及により生糸・絹織物の需要は激減、桑基魚塘という伝統の自然循環農法も衰退し、2000年代にはほぼ消滅という危機にさらされます。そこで、この優れたシステムを保存するために創設されたのが「桑基魚塘博物館」。博物館館内では、桑基魚塘史を解説する写真、生きた蚕を飼いその繭(まゆ)からどのようにして生糸を紡ぎだすかという実演、館外に設けられた養魚池と、柔の木の並びなどをくまなく捉えて行きます。また、蚕と並ぶもう一方の主役は淡水魚ですが、ダイナミックな淡水魚の水揚げ風景や、魚料理が大好きな広州の家庭にもカメラは向けられ、数々の名菜を披露しています。



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