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はるかなるオンライ山〜八重山・沖縄パイン渡来記〜
ドキュメンタリー映画

DVD:一般販売価格・ライブラリー価格:18,000円(税別)
(個人貸出・館内上映・団体貸出・館外上映可能)
16:9/STREO/日本語/カラー/片面―層/複製不可

2015年/85分/デジタル作品


はるかなるオンライ山pdf

はるかなるオンライ山(やま)
台湾から沖縄へ。パインアップルとともに希望がもたらされた。
入植者たちの苦難の歴史を描く、人と文化のドキュメンタリー。



チラシ画像をクリックするとpdfファイルでご覧いただけます。

パインを沖縄にもたらした人々の物語

沖縄の特産物として名高いパインアップルのルーツは、戦前にパイン缶工場を沖縄に根付かせようと渡って来た、台湾からの入植者によってもたらされました。
本作は、台湾と沖縄。二つの文化が時にはぶつかり、時には手をとりあって、大きな夢を実現させていく苦難と希望のドキュメンタリーです。

歴史と大国に翻弄される島々

歴史の中で、沖縄と台湾が大きく関わるのは、1871年に宮古島の船員54人が遭難して流れ着いた台湾で、先住民族のパイワン族の人々に殺された牡丹社事件からでした。これを理由に日本は台湾に出兵。同時に沖縄は日本の領上であることが国際的に認められていきます。その後、1895年、日清戦争によって台湾も日本の植民地となり、時代は大きく動き出します。

新天地を求めて

日本政府によって台湾のパイン缶工場の統合が進む中、工場経営者の林発(りんぱつ)は、仲間とともに石垣島に渡ることを決意。彼らは当時農業技術の遅れていた石垣島に、数多くの進んだ技術を持ち込み、沖縄にパイン栽培を定着させていきます。しかし、そこには多くの苦難がありました。

逆境に負けない魅力的な人々

映画では多くの証言を集め、当時の入植者たちの苦労を描き出します。言葉が通じないために焼き打ち事件が起こりそうになる話や、学校で苛められた話など生々しい物語の数々。しかし、彼らの口調はどこか明るく、逆境さえもバネにするポジティブな姿に心が打たれます。さらに入植者の子孫たちが取り組む文化交流活動も映し出します。過去から未来へ、二つの文化が出会い育んでいく未来への種が新たに蒔かれていく様をも描き出していきます。

スタッフ

『よみがえる琉球芸能 江戸上り』『徐葆光が見た琉球〜琉球と冊封』の二作で、琉球と日本、そして中国との関係を歴史から紐解いてきたシネマ沖縄の製作で、監督は一連のシリーズの本郷義明。また原案、監修は、ジャーナリストであり八重山台湾親善交流協会の顧問も務める三木健が務める。入植者たちの歴史を伝える熊谷溢夫の美しい切り絵も、映画に深みを与えている。

オンライ山とは?

台湾ではパインアップルのことを《オンライ》と言います。入植した人々が夢に見た、豊かに実ったパインの畑が、山々を覆う様を表現したもの。


監督:本郷義明/原案:三木健/撮影:與那良則・本郷義明
企画・脚本:本郷義明・末吉真也/監修:三本健
製作:末吉真也・糸数淳/企画コーデイネート:松田良孝
撮影協力:VF映像工場・好好看國際影藝公司・浩溥電影有限公司
音楽:喜久川ひとし
ナレーター:国井雅比古
切り絵:熊谷溢夫
協力:八重山台湾親善交流協会・八重山台湾親善交流協会沖縄支部・琉球華僑総会・石垣市文化協会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金・石垣市