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検証・住宅火災
高齢者の死者が増加しています

DVD:ライブラリー価格:65,000円(税別)

一般向け/カラー/約18分/字幕版収録あり/2020年作品

防災教育DVD

公益財団法人市民防災研究所 推薦

監修
東京大学名誉教授 工学博士
菅原進一

指導
元横須賀市消防局 消防救急課長
小澤光男

検証・住宅火災 高齢者の死者が増加していますpdf

 この数年、住宅火災で亡くなる高齢者が増加しています。亡くなった人の半数以上は逃げ遅れです。煙で周りが見えなくなり、さらに煙の中に含まれる一酸化炭素で中毒を起こして逃げられなくなるのです。
 こうした悲劇を防ぐには、まず出火を防ぐこと。出火した場合には、早く発見して逃げることが大切です。しかし、高齢になると動くのがおっくうになり、ストーブの周りに物をおいて生活するなど、出火しやすい状態になっていることがしばしばあります。また、コンロの火を消し忘れてしまったり、物が燃える音に気づかなかったりすることもあります。したがって、高齢者ならではの火災対策が必要となってきます。
 本作品では、まず住宅火災の出火原因を検証し、高齢者宅での出火を防ぐための対策として必要な心構えや防炎製品の効果などを紹介します。次に、出火した場合の煙の怖さについて検証し、火災を早く発見するための住宅用火災警報器を活用するうえでの注意点、そして、高齢者を守るための地域の取り組みを紹介します。
 過去の火災事例や実験映像、専門の先生のお話などを盛り込み、出火防止、早期発見、早期避難とその実現のためには地域の力が大切であることを訴えます。

チラシ画像をクリックするとpdfファイルでご覧いただけます。

住宅火災で亡くなる高齢者

住宅火災によって、命を落とすという悲劇が続いている。こうした悲劇はなぜ起きるのか、高齢者が火災で命を落とさないためには、どのような心構えが必要なのだろうか。

出火の原因と対策

この数年、住宅火災で亡くなる高齢者の数が増え続けている。
住宅火災の出火原因として多いのは、天ぷら油などを使う揚げ物調理中のコンロによる火災、火だねが布団に落ちる寝たばこ、周囲に燃えやすい物があり火が燃え移って火災になるストーブなどが挙げられる。
コンロ、たばこ、ストーブ以外では、コンセントなどの配線器具からの出火も多い。
長い間電源プラグをコンセントに差し込んだままにしていると、たまった埃が湿気をおびて通電状態となり、突然発火し、火災の原因となる。
これらの出火原因を実験を通じて見ていき、その対策を考えていく。
また、高齢者宅では古新聞など燃えやすいものを家の周りに放置してしまいがちなので、放火の標的になりやすい。家のまわりを整理整頓し、ポストにチランなどをため込まないこと。門には鍵をかけて敷地内に侵入しにくくすること。こうした心がけが放火火災を防ぐことにつながる。

火災から逃げ遅れを防ぐ

逃げ遅れる原因の多くは、火災で発生する煙にある。煙で周りが見えなくなり、さらに、中に含まれる一酸化炭素で中毒を起こじ歌逃げられなくなる。
逃げ遅れを防ぐには、火災を早く発見し、煙を吸わずに素早く避難することが重要である。

地域の協力

神奈川県横須賀市長井地区。ここでは、地域ぐるみで高齢者を火災から守る取り組みを行っている。
高齢者を火災から守るためには、日頃からの関係づくりが欠かせない。高齢者自身が地域の防災訓練などに積極的に参加し、地域の人と交流を深めておくことも大切である。

火災から命を守る

今後ますます高齢化が進むと予測される中で、いかにして、火災から命を守るかが大きな課題となっている。
そのために大切なことは、出火を防ぐこと。もし出火したら、早く発見し、早く避難すること。
そして、高齢者自身が地域社会の一員として、ともに防火に取り組むことが大切である。

企画・制作統括:高木裕己
脚本・演出:川崎けい子