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熊本地震・連続震度7
内陸の浅い地震の怖さ

DVD:ライブラリー価格:65,000円(税別)

カラー/約23分/一般向け/2018年作品

防災教育DVD

一般者向け 約23分

文部科学省選定

【監修】

東京大学地震研究所 地震予知研究センター センター長・教授 理学博士:平田 直

内陸の浅いところで、ある日実然発生する地震...
私たちはどのように備えたらよいのだろうか?

熊本地震・連続震度7pdf

   日本は世界有数の地震国です。私たち日本人は過去に起きた大地震についてよく知り、そのことを教訓とし、よく備えておく必要があります。
 そこで本DVDでは、まだ人々の記憶に新しい「熊本地震」を題材として取り上げ、活断層型地震について考えていきます。当時マスコミは、「今まで地震の起きていなかった熊本県で大地震が⋯」と伝えていましたが、本当に熊本で地震は起きていなかったのでしょうか?熊本県で撮影した被災地の映像をもとに、活断層と地震の関係、地震が起こるしくみ、そして過去の活断層型地震などについて検証します。
 そして大地震への備えとして、家の中での対策、緊急地震速報、地震発生時の避難行動などについても触れ、地震はいつ・どこにいても突然起こるものだと肝に銘じて、日毎から備える必要があることを強く訴えます。

チラシ画像をクリックするとpdfファイルでご覧いただけます。


熊本地震について

 2016年4月14日、熊本県熊本地方でマグニチュード6.5の強い地震が発生し、古い木造家屋が倒れるなど、大きな被害を出した。そしてその28時間後、ふたたび熊本県熊本地方で、強い地震が発生。1回目の地震でダメージを受けていた家屋が次々と倒壊し、また熊本城も大きな被害を受けた。この一連の地震〜「熊本地震」は、震源の深さが6キロメートルから15キロメートルという、比較的浅いところで発生した「内陸の浅い地震」と呼ばれる地震である。

過去の地震を振り返る 熊本県周辺の場合

 「九州では大きな地震は起こらないと思っていた⋯」
熊本地震で被災した多くの人々から、このような言葉が間かれた。しかし、過去130年間の観測データを見てみると、九州でも大きな地震は、何度も起こっている。

内陸の浅い地震のしくみ

 日本の地下では、海のプレートが陸のプレートの下に沈み込んでいるため、陸のプレートには"ひずみ"がたまっている。このひずみが限界に達して陸のプレートが跳ね上がるとき、地震が発生する。これが「プレート境界の巨大地震」だ。
 また、陸のプレート内部には海のプレートの沈み込みにより大きな力がかかっているため、多数の断層がある。プレート内にかかる力が次第に強まり、ある限界を超えると、地下の岩石がずれるように破壊され、このとき地下に蓄えられてきた巨大なエネルギーが、地震となって解き放たれる。これが「内陸の浅い地震」のしくみである。
 断層の中で、過去に何度も繰り返し地震を起こしてズレが次第に大きくなっていったものを、「活断層」という。日本には約2,000もの活断層があり、主な活断層だけで100以上存在する。北から南まで、日本列島には無数の活断層が存在していると言っても過言ではない。

内陸の浅い地震への備え 熊本地震の教訓から

 内陸の浅い地震に対して、私たちはどのような対策を立てればよいのだろうか?

  • 自分の住んでいる家を震度7の揺れでも壊れないようにしておくこと
  • 地震の揺れで家具が倒れないように固定しておくこと
  • 生活地域の活断層の位置と、地盤の揺れやすさを知っておくこと
  • 緊急地震速報の仕組みを理解し、突然強い揺れに襲われても安全確保行動がとれるようにしておくこと
  • 家族と避難場所、避難ルートを確認しておくこと
  • 地域の防災訓練に積極的に参加し、家族や地域の人々との絆を育んでおくこと

私たちにできる最大の防御

 内陸の浅い地震は、どの地械・どの地方でも起こる可能性がある。そのことを正しく知って、自分の住む地域で地震が起こったときに、どの程度の被害が予想されるかをあらかじめ調べておき、備えておくことが、私たちにできる最大の防御なのである。

【監修】
東京大学地震研究所 地震予知研究センター センター長・教授 理学博士
平田直

【協力】
ー般社団法人防災教育普及協会

【企画・制作統括】
高木裕己

【脚本・演出】
川崎けい子

【撮影】
金山芳和/照屋真治