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画家 島村洋次郎の眼差し
The Eyes of Painter Yojiro Shimamura 2016
生誕百周年記念映画

DVD:学校・図書館価格:10,000円(税抜)
個人貸出・館内上映可
ライブラリー価格:20,000円(税別)
(個人貸出・館内上映・団体貸出・館外上映可)
※館内・館外上映は無償に限ります。有償の場合は要相談。
16:9/約42分/日本語版・英語版/NTSC/片面1層

戦後、いのちを賭して青いクレパスを握りしめた画家がいた

船津一監督作品 (制作・脚本・撮影・編集)

語り:島村直子/河原田ヤスケ  音楽:能見誠/齋藤高広/遠藤美保子  音効:吉田茂―

*英語版 語り:島村直子/仁平先  翻訳:ロビンソン明子(CIips Translation)


画家 島村洋次郎の眼差しpdf

夭折の画家・島村洋二郎を30年に亘り探し求めてきた姪の島村直子さん。
その深い想いが伯父を今生に蘇らせる。
病と貧困の中で見出した独自のスタイル。
今、洋二郎の青い眼差しが輝きを増す。

2016年、島村洋二郎は生誕百周年を迎えた。

チラシ画像をクリックするとpdfファイルでご覧いただけます。



「島村のこと」

「死にたくない」・・・病気の再発したころ、島村は悲痛な語調で行った。(略)
死の直前の作画はすさまじかった。
貧乏のどん底で、絵筆をとる体力などなく、クレパスだけをつかった。(略)クレパスといふやわらかい材料をもつ手に、かすかに残ってゐる力を振り絞って、全身の重みをかけ、のしかゝるやうにして描いたにちがいない。もう、フォルメもデフォルメもない。いきを長くもたせる余裕もない。おしつけて行く短いタッチの一つ一つが、そのまゝ洪定である。島村が生きてきた、すべての経歴を、その背後に隠した凸面である。(略)

肉体の生命が失はれやうとするとき、形象された生命は明るい。(略)祈りを知った画家のいのちのきびしさである。


島村洋二郎の友人 岡本謙次郎の追悼の言葉より
美術評論家・元明治大学教授




悼む思いが命を繋ぐ。
〔悼〕とは激しく心が動くこと。
結実した島材直子さんの思い。
蘇った洋二郎の「青」は、かをり、ひかりつつ、見える人を異界へと誘なう。
「廃園に 碧き瞳の女 夏めきぬ」
「星月夜 黒猫の眼は 燐光す」 杏


入江杏(文筆家)



彼の生きた時代を思い、描かれた人の人生を思い、そして今日まで彼の作品を守り持ち続けた人違に感謝したい。
誠一杯の画家人生を送った島村洋二郎を、私は「幸福な画家」として想い続くける。


後藤洋明(近代美術史研究家、梅野記念絵画館友の会幹事)




島村洋次郎

島村洋二郎 しまむら ようじろう

1916年(大正5年)東京・神楽坂に生れる。
旧制浦和高校(現埼玉大学)中退後、画家の道を歩む。昭和19年従軍画家として中国に渡るが、結核を患い帰国。 その後美術教師として働くが1953年(昭和28年)7月、個展最終日に喀血。その九日後に逝去。享年37