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販売作品のご案内



看護応用心理学
〜看護場面を心理学から読み解く〜

DVD各巻:一般販売・ライブラリー価格:35,000円(税別)

DVD全5巻:一般販売・ライブラリー価格:175,000円(税別)

各巻約30分/DVD全5巻

より良い看護をめざす!

【総監修】
荘厳舜哉 河合優年(武庫川女子大学教授)

【看護監修】
門脇文子(三重大学教授)
田邊美智子(福井大学名誉教授)

【撮影協力】 
水戸赤十字病院

看護応用心理学

看護の現場では、心理相談や心理的治療は専門家が担当しますが、臨床看護師には対象が人間である限り、こころの働きの理解は不可欠です。習得してきた看護知識や技術が有効に活かされる前提になるのです。看護実践の現場で起きていることを例示し、その心理的原因を探り、看護師に求められる対処行動を考えていきます。看護に活用できる心理学の知見を学び、ともに考え、看護の向上を目指す映像教材です。「看護師さん、ありがとう!」といわれるために⋯。

① 看護における発達段階理解の重要性

指導:河合優年(武庫川l女子大学)

看護応用心理学1

人間は時間軸に沿って一方向的に変化してゆく存在。しかし、心理的側面からみると、特徴的な行動を中心とした発達の段階と呼ばれるものが見られます。看護においても、機能的な特徴による発達段階の理解は、コミュニケーションや病者、家族への説明方法などを考える上で大きな助けとなります。ここでは、新生児・乳児期、幼児期、児童期、青年期についてどのような点に注意しながら患者を理解すればよいのかを考えていきます。

② コミュニケーションから見えるもの

指導:荘厳舜哉(元京都光華女子大学)

看護応用心理学2

看護現場は人と人が相互作用することが大きな成立要件。人と人の関係性は、すべての発達段階で生じています。母子の愛着関係やネグレクト、不安の兆候、パーツナル・スペースを取り上げ、言語的及び非言語的コミュニケーションという、情報を伝える主要なチャンネルを中心に、看護現場に於ける相互作用場面を理解する上で重要な知識を習得し、看護現場で起きていることを複数の視点から理解する力に結びつけます。

③ 発達障害を持つ子どもの看護とその理解

指導:別府哲(岐阜大学)

看護応用心理学3

来院あるいは入院する方の中に、主訴とは別に、発達障害をもつ方がいます。人との関わりがユニークなため様々なトラブルにつながる時もあります。看護は人と関わる感情労働であるため、患者の体の不調以外での理由の分かりにくい言動にはとてもストレスを感じるものです。子どもを事例に取り上げ、分かりにくく対処が難しい言動を、発達障害という視点を導入し、その理解と対処の手掛かりを考えます。

④ 育児における親とその心理的理解

指導:中西由里(椙山女学園大学)

看護応用心理学4

看護現場に於ける育児期の親に対する心理的理解は、子どもに対する心理的理解と同様に重要です。例えば、「生まれた子どもに虐待するのでは?」などの妊娠中特有の心理とその対応、「どうしてこの子は泣きやまないの?」と神経質になる育児期の心理とアドバイス、不妊治療患者が子どもを授かった人と同じ待合室にされる心理とその対応例などを取り上げ、育児における親とその心理について理解し、看護に活かせる対応を考えます。

⑤ 老人期の看護と心理的理解

指導:成田健一(関西学院大学)

看護応用心理学5

超高齢化の進む日本社会。看護の現場では高齢者に対するコミュニケーション、家族への対応、死の問題など、直面する課題が数多くあります。看護の立場から高齢者に対する理解の要点はどこにあるのでしょう。高齢者の置かれている社会的状況を解説し、その心理学的特徴や感情・情動、認知症に代表される記憶、身体的要因に端を発する心理臨床的不適応問題について考え、よりよい看護への指針を示します。

本シリーズの特徴

  • 看護に必要な生涯発達段階の要点が学べる。
  • 看護アセスメントの事例を視聴できる。
  • 看護場面で発生する問題を複合的に考えることができる。
  • 患者やその家族の心理を客観的に把握し、人間理解を深めることができる。
  • プロブレム・ベースド・ラーニング、アクティブラーニングの視点に基づいた構成。
  • 実際の病院を舞台にしたドラマによるリアリティのある場面再現。

「隠された情報を、適切に読み取る」

荘厳舜哉
(元京都光華女子大学教授)

看護応用心理学6

 代表的な対人援助職の看護師は、患者との接点が最も多い医療従事者でもあります。そのため看護師には、医師以上に患者の表情や行動に注意を払い、個別ニーズを把握しておくことが必要です。この講座では「生殖からみとりまで」人の一生涯にわたる職場に勤務する看護師が、患者やその家族のなに気ない表情や行動から、内面に隠された情報の意味を読み解くための手がかりが提供されています。
 このシリーズに出てくるエピソードのそれぞれは、将来あなたが出会う無数の解決策の一コマに過ぎませんが、看護アセスメントの事例でもあります。つまり理論や技術、あるいは診断などでは学べない、個別ケースのアセスメントをどうおこない、治療の方向性を決めていくかという実際の場面を想定しています。
 看護師は「チーム医療」の要です。要がしっかりした扇子は、多くの風を必要な場所に送り届けることができます。シリーズの内容を学ぶことで、看護師に求められる「場」に隠された情報を、適切に読みとる力を養って下さい。

「多面的な利活用を!」

河合優年 (武庫川女子大学教授)

看護応用心理学7

 近年、看護教育においてもプロブレム・ベースド・ラーニング(問題に基づく学習)やアクティブラーニング(能動的な学習)の重要性が叫ばれています。看護に限らず、臨床的な領域では、理論と実践の融合が求められます。知識は起きている場面と独立ではありません。どのような場面でどのような知識が必要なのか、知識に縛られてはいけないのか、などの見極めが重要となります。
 このシリーズでは、従来の動画資料と少し異なり、テキストでは扱いにくい、背景情報を理め込んだ再現ドラマの形で問題を複合的に考えることを目指しました。一つ一つのトピックスを材料として、学生さんに議論してもらってください。場合によっては、画面を繰り返し見直してもよいかもしれません。
 記憶力ではなく、想像力と知識を組み合わせることによって作られる感性が、未知の臨床場面での対応力を作り出すのです。
 使い方はさまざまです。本シリーズを活用していただけましたら幸いです。